色褪せたブルーのウサギ（ゼンマイ欠品）オキュパイド・ジャパン

SOLD OUT

1940年代 MADE IN OCCUPIED JAPANのゼンマイ式のウサギです。ゼンマイが無く可動するか不明です。
約11×5.8×高さ9㎝

日本が連合国軍の占領下にあったのは1945年から1952年。敗戦の2年後に民間貿易が正常化された際、1947年から輸出用の日本製品には「MADE IN OCCUPIED JAPAN」の表示が義務づけられました。1947年から1952年の5年間に輸出された日本製品が「オキュパイド・ジャパン製品」です。
厳密には1949年には、OCCUPIED JAPAN表示は義務ではなくなり、「MADE IN JAPAN」での輸出が可能になったそうで、表記が混在しているようです。

色あせ、経年の変色がありますがグレーがかったブルーの毛並みがなんとも言えず美しいウサギです。きれいなピンクのアイがブルーに映えます。グラスアイと思われます。

首元の白いリボンは耳後ろにブルーの色移りがあります。
手動で裏側の輪が回ると前足が上下に動きます。
ゼンマイがありませんが、書籍よりゼンマイを回すと後ろ足を少し跳ねて旋回する動きだったようです。

サイドと脚部分に毛の薄くなった部分、茶色く変色がございます。
左耳は付け根が弱くなっているようです。
口元に窪みがあります。にっこりしたような表情。
70年以上前のウサギさん、かわいらしさの中に年月を経た風合いと存在感があります。


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doll antiquus